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医学生の必需品!「病気がみえる」とは? 書籍版とアプリ版はどちらがオススメ? 

「病気がみえる」の紹介記事のアイキャッチ画像医学部の勉強
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医学部生の王道の参考書である「病気がみえる」について紹介します

大学生活6年間の中で買っておいて損はない医学書です

医学生みと
医学生みと

医学部生のほとんどが使っています

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「病気がみえる」とは?

「病気がみえる」とはMEDIC MEDIA社から発売されている医療人共通のテキストです

通称「病みえ」と呼ばれています

2022年10月現在、全部で15巻発売されています

・vol1 消化器
・vol2 循環器
・vol3 糖尿病・代謝・内分泌
・vol4 呼吸器
・vol5 血液
・vol6 免疫・膠原病・感染症
・vol7 脳・神経
・vol8 腎・泌尿器
・vol9 婦人科・乳腺外科
・vol10 産科
・vol11 運動器・整形外科
・vol12 眼科
・vol13 耳鼻咽喉科
・vol14 皮膚科
・vol15 小児科

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ここがいい!

画像やイラストが豊富

病気がみえる見本
「病気がみえる vol.15小児科」公式サイトから引用

「みえる」というだけあって、ビジュアル中心の構成になっているので視覚的に理解ができます

文字だけのテキストと異なり、イラストや写真が豊富なので苦痛を感じずに勉強することができます

QBなど他のメディックメディア社の商品と互換性がいい

国試やCBTに向けてQB(クエスチョンバンク)という問題集をいずれは解くかと思います

その時に病みえのアプリ版を持っていると該当ページにボタンひとつで素早く飛ぶことができます

わざわざ本を開いてページを探さなくても済むので勉強の効率が上がります

また、他にもレビューブック、イヤーノート(共にメディックメディア社)とも互換性がよく、上記の本は病みえの該当ページを書いてくれています。

そのためすぐに欲しいページを開くことができ、ページを探す手間が省けます

動画、CG、サウンドでさらに深く勉強できる

病気がみえるのホームページで公開しているコンテンツを利用するとさらに深く理解できます

造影CT像や内視鏡像、心音、頭部MRIなどのコンテンツを公開しています

なかなか本だけではイメージや理解のしづらいところなので非常にありがたいです

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ここが残念

精神科が発行されてない

2022年10月に小児科が発売されましたが、精神科がまだ発売されていません

つまり精神科は他の書籍で勉強するしかありません

医学生みと
医学生みと

精神科の勉強は「まとめてみた」や「レビューブック マイナー」、「New Simple Step」などがあります

1冊1冊が厚くて重い

1冊1冊が大きく重いのでたくさん持って持ち運ぶのは大変です

大きさははB5(25.7×18.3cm)で厚さは本によって異なります

一番厚いのはvol15 小児科で2.5cm、次はvol11 整形外科で2.4cm、vol7 脳・神経2.3cmとなっています

一番薄くてvol12 眼科で1.3cmとなっています

イラストや画像が豊富ゆえにどうしてもこのように大きな本になってしまいます

いつ買うべきか?

普段の勉強で使うことはもちろんのこと、CBT、国試でも使えるので買っておいて損はないです

少なくとも臨床医学が始まる3年生の時には、必要な科目を揃えておくと良いでしょう

2年生で習う基礎医学でも役に立つ範囲があるので早めに買っておいても損はしません

医学生みと
医学生みと

特にvol6免疫・膠原病・感染症は2年生でも役立つ範囲が多かったです

アプリ版と書籍版はどっちがおすすめ?

個人的にはどちらも持っていることが一番いいと思います

アプリ版

先ほど言った通りQBという問題集を解いているときにボタンひとつで該当ページに飛べる機能がすごいです。また検索機能があるので素早く探せます

しかし、ピンポイントでの検索には優れますが、物理的にみえる範囲が書籍版よりも少ないので周辺知識が得られにくいです

操作性についてはおおむね良しですが、素早く移動しようとすると、ページがある一定のまとまりで動くので一気にページが切り替わってしまします。この機能は便利な時もありますが不便だなと感じることもあります

具体例を挙げると、「どんなことが書いてあったのか数ページにわたりざっと確認したい」といった場合に1ページずつ見たいのに一気に何ページも飛んでしまい使いにくいなぁと思ったことがあります

アプリ版
・ピンポイントでの検索や素早い検索には優れているが、自分がどの章のどの部分を見ているのかが感覚的にわかりにくく、また物理的に周辺知識が得られにくい
・操作性はもう少し改善してほしい

書籍版

自分がどのページのどの場所を閲覧しているのかが感覚的にわかりやすく、また目に入ってくる情報もアプリ版に比べて多いので使いやすいです。

例えば「Ph染色体」に関する項目を読んでいたとしたら、書籍版では骨髄系腫瘍の章の、慢性骨髄性白血病のところに書いてあるというのが何もせずに一目でわかります

アプリ版ではパッと見ではその項目の内容しかわからずどの分野で出てきたのかがいまいちわかりません(わざわざℹ︎ボタンを押せば自分がどの章を見ているのかが表示されます)

つまり書籍版では自分がどの章を見ているのかが迷子にならずに済みます

また難点としては重いことと、たくさんあるので全部を持ち運べないことが挙げられます

1冊2冊なら持ち運べるので今日はここの分野をやると決めた場合には使いやすいですが、持ってきてない分野を見たい時にはどうしようもないです

書籍版
・自分がどの場所を見ているのかが感覚的にわかる
・視覚に入る情報が多い
・重くて全てを持ち運ぶのは困難

医学生みと
医学生みと

アプリ版と書籍版の両方を持っていますが、

自分は本で見た方が覚えやすいので本をよく使っています

さいごに

病みえは絶対に買っておいて損はない1冊です!!

ぜひ検討してみてください

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