医学部で勉強していてどの参考書がいいか悩んでいませんか?
今回はそんなあなたに、「まとめてみた」シリーズを紹介していきます
シリーズ「まとめてみた」とは
医学書院から発売されているマイナー科にオススメの参考書です
著者は全て天沢ヒロさんが書いています
全部で以下の7冊があります(22/8/27現在)
・泌尿器科
・皮膚科
・整形外科
・眼科
・精神科
・耳鼻咽喉科
・マッチングと国試対策
値段は1冊約3000円ほどです
天沢先生の著書は他にも「Essense for Residentシリーズ」があります
これは研修医の先生向けに作成された本です
ここがいい!!
圧倒的な薄さ
1冊あたり2〜300ページほどです
有名な「病気がみえる」では400~500ページほどあるので全然薄さが違いますね
さらに、薄いだけでなく大きさもA5サイズですので手軽の持ち運びができます(「病気がみえる」はB5サイズ)
薄くて持ち運びしやすいので、気軽に何度でも読むことができますね
要点が簡潔にまとまっている
このような小さくて薄い本にするために簡潔にまとめられています
その工夫として巻末の「天沢流キーワード術」という章が非常に優秀です
例えば、「口腔内病変と聞かれたら重症薬疹、尋常性天疱瘡、扁平苔癬」などキーワードで疾患をまとめてくれています
キーワードを一対一対応で覚えておけば、すんなりと病気を決められますね
また、国試の問題を数多く掲載しています。各章ごとに掲載していて、最後にも総合問題として掲載しています
問題を掲載するだけでなく、思考のプロセスが書いてあるので非常にわかりやすい構成となっています
読みやすい口調
堅苦しく書いておらず、話し言葉で書いているので読みやすいです
薄い上に読みやすいのですんなり読めてしまいます
ここが残念
情報量が少ない
画像を最低限に抑えています
これは
病歴を重視して,画像は補助的に使う
というこの本の方針によるとも考えれれます
そのため、X線、CT、病理組織像・・・など画像が少ないです
必要とあれば自分で調べないといけません
深いところまでは書いていない
細かい説明は書いていないことが多いです
もっと深く勉強したいなら他の参考書も併用しなければなりません
結論。おすすめなの?
結論から言うと、非常におすすめの1冊です
特に初めて勉強するときに全体像の把握にもってこいです
どの参考書にも言えることですが、この本は特に何周もして知識を頭に定着させなければいけません
せっかく1つの科目を凝縮かつ読みやすく作ってくれているので、何周もして理解を深めましょう
ぜひ手に取って勉強してみてください
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