「金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」という本をご存知でしょうか?
前回の記事でもこちらの本についてちらっと紹介しました
最近、読んだのですがとってもためになる本でしたので紹介したいと思います
結論から言うと、この本はお金持ちになるために必要な考え方や行動について考えています
「お金持ちになりたい」、「お金について悩んでいる」という方に特にオススメです
本、全体を通して
結論から申しますと、
とっても読みやすいです!!
小説のような感覚ですらすらと読めてしまいました
実体験や具体的なエピソードを主体にして書いてあるということが読みやすくしている理由だと思います
また、難しい概念が出てこないのも読みやすくしている工夫だと思います
このような自己啓発系の本は読みにくて苦手だったのですがとっても読みやすくてオススメです
内容的にも読みやすいですが、この読みやすさは白根美保子さんの翻訳能力がとても素晴らしいもということもあると思います
また、この本ではロバート・キヨサキさんが考案したボードゲームの「キャッシュフローゲーム」を紹介しています
「楽しく遊んでいるうちに金持ちになるための知識が身に付く画期的なボードゲーム」として反響を受けているそうです(日本語版公式サイト)
内容で特に印象に残ったところ
お金を自分のためにはたらかせる
お金がどのように動くかを理解し、お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせるにはどうしたらよいかを学ぼう。
なるほどと思いましたね
偏差値の高い大学を出て、就職もいいところについても、いつまでも会社に勤めてお金をもらうために働いていたら、お金持ちにはなれないのですね
また、学校は「お金のために働く」方法を教えてくれるところです。
決して「お金を自分のためにはたらかせる」ことを教えてくれる訳ではありません
そのため、どんないい大学に行ってもお金のために働いていれば、働いても働いても苦しい状態(=ラットレース)からは抜け出せないのです
自分の頭を使って、お金を自分のためにはたらかせることが大事です
資産と負債の違い
ここで質問です!持ち家というのは資産でしょうか?
答えはノーです
この本では、資産というのはお金を生み出すもののことを言います。つまり、株や投資用の不動産などがこれにあたります
持ち家のような、資産を生み出すどころか、ローンの支払いや税金などでお金を持っていかれるものは負債ということになります
他にも、車なども資産に見えるけど実際は負債であるという例だと思います
金持ちは資産を買う。
『金持ち父さん 貧乏父さん』より
貧乏人の家計は支出ばかり。
中流の人間は資産と思って負債を買う。
このように、持ち家や車などを資産と思って買う人はいつまでもお金持ちにはなれないのですね
お金の流れ(キャッシュフロー)を理解して、どれが資産でどれが負債かを判断できるようになる必要がある!
節税をする
所得税は本当はお金持ちを苦しめようと作った税金だったそうですが、実際に苦しんでいるのは中流階級以下とのこと。
なぜならお金持ちは、自分の会社を作り、支出を経費にするなどして節税をしているそうです
一部を紹介しましたが、この他にもたくさん大事なことを教えてくれる本です!
金持ち父さん 貧乏父さんはやばい本なのか?
Googleで検索すると、「金持ち父さん 貧乏父さん やばい」というキーワードの提案をされます
確かに、この本は、「すぐ行動しよう!」「株や不動産で資産を作ろう」と言っています
そのようなことから、この本を読ませた後に、自分のビジネススクールに勧誘したり、投資の話を持ちかけてきたりするということが考えられます
だから、「やばい」という検索キーワードが表示されると思います
怪しいビジネスや勧誘には注意しましょう!
この本では「頭を使うこと」を教えてくれます
そのビジネスが本当に利益をもたらすのかを頭を使って考えましょう
さいごに
この本を読むと、それまでの常識が覆されることが多々あります
自分が一番、この本から受け取ったメッセージは
お金を自分に働かせてくるような方法を”頭を使って”考え、すぐに行動しよう!!
ということです
そのためにまず、お金についての勉強や税制の仕組みなどいろいろ勉強しようと思いました
さいごに気に入った言葉を紹介します
たいていの人は自分以外に人間を変えたいと思う。でもよく覚えておくんだ。他の誰かを変えるよりも、自分自身を変えることの方がずっと簡単なんだ。
『金持ち父さん 貧乏父さん』より
読んでよかったと思える本です。どんな人にも薦められる一冊です
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