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E判定から1年間浪人して国公立大学の医学部に後期で合格した話

大学受験
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どうも医学生のみとです

今回は自分語りです。

E判定だった僕が1年間浪人をして国公立大学の医学部に合格した時の思い出や勉強方法などを書いています。

この体験談が誰かの役に立ってくれればいいです。

受験は辛いですが頑張ってください

医学生みと
医学生みと

僕も受験期は他の人の合格体験記を読んだりして、勉強のモチベを上げていたり、自分に取り入れたりしていました

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高校の成績

高校では陸上部に入っていて、毎日、朝練をして放課後も練習して部活だらけの高校生活でした。ちなみに種目は長距離で5000mや3000mscをやってました。

5時に起床して、1時間30分朝練して、放課後は3時間ほど毎日練習していたので疲れすぎて授業中はずっと寝てました笑笑。

医学生みと
医学生みと

朝練するととっても眠くなるんですよね笑

家帰っても部活の疲れで全く勉強できませんでした。

部活を引退するまで部活と寝ることと食事しかしてなかったので成績は想像通り悪かったです。

5段階評価で2をとって補修を受けたこともあります

部活を6月に引退して「そろそろ本格的に勉強始めないとやばい」と思い始めましたが、手のつけられないほど勉強がわからない状況でした

ですが、そこから部活で鍛えた体力を活かして必死に勉強しました。

部活を必死にやってくると体力があるのでものすごい勉強時間を作れます(部活入るのオススメです)

朝練が朝勉強に変わり、授業を抜かして1日7、8時間ほど勉強してました。

使ってた参考書などは

数学 クリアー、標準問題精講、青チャート

英語 システム英単語、ネクステージ やっておきたい300、500

物理 物理のエッセンス 良問の風 名問の森

化学 重要問題集 鎌田の有機化学 鎌田の理論化学 福間の無機化学

国語  学校で渡された問題集をたくさん

主に使っていた参考書はこんな感じですが、参考書マニアなところもあったので色々な参考書に手を出していました。

持っていた参考書は軽く50冊は超えていたと思います。

ほとんどはちょっと使うだけで「やっぱり、あわないなぁ」って思って本棚に置きっ放しになってただけですが(苦笑い)

今となってはそうやっていろんな参考書に手を出したことが間違いだったんだなぁと思っています...

医学生みと
医学生みと

今高校生にアドバイスするとしたら

”高校生は基本的に学校で言われた参考書や問題集以外はやらなくていい”

ということです。

色々なものに手を出すと勉強の効果が格段と落ちてしまいます

勉強時間は多かったので、センター模試の成績は6月には5割くらいだったものが12月には7割ほどにはあげることができました。

それでもやはり国公立大学の医学部はE判定です。

7割台だとE判定になるのは当たり前ですよね笑

むかえたセンター当日。

結果は

73%

こんな成績ではやはりE判定です笑

医学部は足切りのあるところが多く、センター試験の成績によっては2次試験を受験することすらできなくなってしまいます。

普通は8割くらいで足切りになるので僕の成績ではアウトです

せっかくだったので足切りのない大学を選び、記念受験と旅行をかねて滋賀医科大学を受験しました。

後期もせっかくなら受けたかったので足切りのない愛媛大学を受験しました

愛媛の観光楽しかったですよ。

道後温泉に入ったりしてゆっくりしてました

こんな感じで僕の高校生活は終わりました。

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浪人期

まずは予備校選びです。

河合塾や代ゼミなど色々迷ったのですが、結局は駿台の市谷校舎に決めて、1年間浪人しました。

駿台の市谷校舎って有名な先生が多くいらっしゃるので、「せっかくだからそういう先生に教えてもらいたい」と思う安直な考えでこの予備校を選びました。

医学生みと
医学生みと

あと、”理系は駿台”と周りの友達が言っていたので駿台にしました

例えば、大学への数学を書いてる雲先生や森先生とか、英語の大島先生など有名な先生が多く在籍しています。

本当に授業は分かり易すぎて驚きました。

一問一問に対する問題の解き方ではなくて、問題を解くための必要な考え方、道具を根本から教えてくれました

入って驚いたことは、テキストの薄さです。

薄いだけでなく1ページに1問程度しか問題が書いてなくてとても簡素な感じです

しかし「この薄いテキストにエッセンスが凝縮されているのではないか!」と思いひたすらにテキストを周回していました。

するとペンが自動で走るようになり、これが基礎というものかと思いました。

何周もテキストをすることでペンが自動で動くようになった僕は、テストでも成績がうなぎのぼりに上昇していきました

基礎の大切さが身にしみました

詳しくはこちらに書いてあります

予備校生活は本当に勉強づくしの毎日でした。

必要な授業と必要じゃない授業を取捨選択してました。

予備校のある日は、授業が終わった後、自習室で勉強して9時の閉館までずっと勉強して、帰ってもご飯食べてすぐにまた勉強してました。

予備校のない日は、14〜16時間くらい勉強してました。

なんかそれくらい勉強すると、脳が疲れてるせいなのか勉強中に息切れするんですよね笑笑

たまに息抜きする時もあったけど本当に勉強しかしていませんでした。

医学生みと
医学生みと

今はもうそんなに勉強できません笑

受験期よくこんなに勉強していたなぁって思います

使っていたものは、ほとんどが駿台のテキストで他にはシステム英単語と大学への数学を使っていました。

勉強法は予習、復習のサイクルをやり続けてました。

予習は色々考えて本当にもうお手上げとなるまで時間がかかっても考えていました。

復習は全部で4、5回です。

その日の授業が終わってすぐの放課後に1回解き直し、2回目は次の日に解きます。

3回目は1週間後に解いて、解けなかったらもう1週間後に解いて、最後は夏休みや冬休みなどのまとまった休みに一気に解き直します。

夏休みの勉強法はこちら

夏休みは夏期講習があるのでこのように勉強しました。

このサイクルを繰り返していたら、センター試験の模試では85%を安定して出せるようになりました。

むかえたセンター試験本番。

解けた感触が良かった国語が120点くらいしか取れませんでした(涙)

国語は今まで安定していてこの浪人期間は一度も170点を下回ったことがなかったのでショックでした。

他の教科でなんとか挽回したりして結果は85%でした。

ここでも学力保存の法則が活きていますね

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前期試験

85%では医学部に行けなくもないギリギリの状態です。

大学によってセンター試験の科目毎に点数の異なる傾斜配点というシステムがあるので、国語の低い僕は国語が傾斜配点で少なくなる大学を選びました。

そして大手予備校が出している、センター試験の点数で合格の予想を出すシステムを使って志望校を決めます。

医学生みと
医学生みと

ちなみに、医学部は隔年現象というものをよく見かけます。

大学の倍率が下がった次の年は倍率が高騰するという状態になります

そのため

倍率が去年低いからといって安易に出願すると、今年は倍率が高くなってレベルが上がってしまう

という事態に陥ります

それからもずっと勉強してむかえた国公立の前期試験。

なんと前日に

熱が出てしまいました

解熱剤をうって受けたのですが、結果は不合格

もう本当にどうしようと思いました。

私立の医学部に行くお金はうちにはないし、そもそも受けてないし...

不合格が確定した日は号泣でしたね

もう1年この辛い勉強生活が待っているのかと思うと堪え難い気持ちになりました。

なんのためにこの1年間必死な思いで勉強してたのかわからなくなりました

浪人の辛かった経験やして良かった経験なども今度書きたいと思います。

後期試験

どうしよう。一応、後期にも出願していたから後期試験でも受けるか...

こんな諦めムードで後期試験に臨みました。

後期試験までの間はもちろん勉強する気なんて起きませんでした。

まぁ過去問くらい見とくか〜の精神で赤本を買って3年ほど解いてみた程度です。

後期試験本番。

「あれ?今年の問題簡単じゃね?結構解けるんだけど」

という感じでペンが走る走る。

実際に簡単だったのかはわかりませんが、僕にとっては解きやすい問題だらけでした

めちゃくちゃ解けました笑

今までの頑張りが無駄にならなかったなぁと思いました。

そして医学部の試験にはだいたい面接がつきものです。

面接は緊張して何を聞かれたか覚えてませんが精一杯頑張りました。

特に、集団面接では話を聞いてる感じをめちゃくちゃ出しました笑

集団面接は5人ほどで行いましたが、2人ほどが明らかに態度が悪く話を聞いてないようなずっと下を向いた態度でした。

その人たちのおかげで相対的に印象が良かったのではないかと思います

そんな感じで後期の二次試験が終わりました。

手応えは良かったけど、後期で合格するのは周りのレベルが高いので90%落ちたと思っていました。

ほとんど不合格ムードの中、もう嫌になってチェコの医学部とか海外の医学部をネットで調べだしていました。

海外の医学部は入りやすく卒業するのが難しいみたいです

日本は入りにくく卒業するのが容易なので反対ですね

合格発表当日。

インターネット上で発表があり、なんと自分の番号が書いてあるじゃないですか!!

合格することができたのです

前期試験が不合格の時点で諦めていたので後期で合格できた時は本当に驚きました。

もう一年、浪人する可能性があった僕を拾ってくれた大学に感謝の気持ちでいっぱいです。

皆さんも最後まで諦めず勉強を頑張りましょう(僕は前期不合格の時点で半ば諦めていましたが笑)

何があるかわからないものです。

医学生みと
医学生みと

ちなみに

前期で大学に合格できなかったせいか、後期で合格したのが信じられなかったせいか、今でも時々、合格できなくて浪人している夢を見ることがあります。

もしくは、今大学に通っているのが夢であったという夢も見ます

こんな感じで大学に不合格するとトラウマになるので絶対にみなさんは合格してください!

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